皆さんこんにちは!
一気に秋らしくなってきましたね。気温の変化で体調管理が難しい時期になりましたね
今回は親知らずについてご紹介していきます!
【そもそも親知らずとは?】
まず親知らずとは何か簡単にご説明させていただきます。

正式名称は『第三大臼歯』と呼ばれ、永久歯の中で一番最後に生えてくるものです。一般的には10代後半~20代前半にかけて生えてきますが、最近は生えてこないままの方も多くみられます。皆さんはいかがですか?
【色んな親知らずの生え方】
親知らずには色んな生え方があります。今回は下記の3パターン紹介します。

- 半埋伏(斜めで半分生えている)
- 完全埋伏(横で埋まっている)
- 完全萌出(真っすぐ生えている)
『半埋伏』・・・斜めに生えている状態で、前にある第二大臼歯とぶつかって頭だけ見えています。斜めに生えていることによって汚れが溜まりやすく虫歯や歯周病になりやすいタイプになります。
歯ブラシも届きにくいので、当院ではタフトブラシ(ポイントブラシ)と呼ばれる毛先が小さな歯ブラシの使用をおすすめさせて頂いています。また抜歯が必要になる際は歯肉を切り開くことが多いです。
『完全埋伏』・・・横向きで完全に埋まっている状態です。横向きで生えていると、前にある歯を押して歯並びがガタついてくる可能性があります。矯正後の後戻りの原因の一つにもなります抜歯の際は埋まっている状態のため歯肉を切り開いて骨を削ることもあります。また下顎の神経に近いと抜歯の際に一定期間顎に痺れが出ることもあり、抜歯の際は口腔外科をおすすめさせていただくことが多いです。
『完全萌出』・・・生え方の中で最も平和な生え方です!噛み合わせや矯正時の際歯並びに問題がなければ抜歯の必要はありません。
【親知らずの抜歯について】
ここまでで親知らずの主な特徴を紹介しましたが、では抜歯のタイミングは?自分は抜歯した方がいいのか?ご自分での判断は難しいと思います。
おすすめさせていただくタイミングとしては、なるべく20代~30代後半のうちの若い年齢で抜歯した方が、骨と歯の癒着が弱く比較的抜きやすいです。また抜歯後の腫れや細菌による感染も起きずらく傷の治りも早いとされています。
親知らずの抜歯については、まず歯医者でレントゲンのお写真を撮らせていただき、治療の方針を決めていく形になりますので、「今のうちに抜いてしまいたい!」と思い立ちましたら、受診の方をお待ちしております!

















